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普天間はいらない!辺野古に基地はつくらせない!

5月28日、日米両政府は沖縄普天間基地の「移設」について、移設先を名護市のキャンプシュワブに隣接する辺野古の地にすると共同声明を出しました。人魚伝説のモデルになったジュゴンがエサを食べに来るくらい、沖縄本島でも有数の美しい海を破壊し、沖縄の人たちの「基地は要らない!」という民意を完全に無視して、沖縄にまた基地が押し付けられようとしています。

 普天間基地は、沖縄県宜野湾市の市街地の真ん中にある海兵隊の基地です。毎日のように戦闘ヘリや軍用機が低空で飛び回り、ものすごい轟音を撒き散らしています。2005年8月には、沖縄国際大学にヘリが墜落するという、一歩間違えば多くの人が犠牲になったような事故もおきました。そもそも1995年に海兵隊の兵士が少女を暴行するという痛ましい事件をきっかけに、沖縄の基地の負担を無くす、特に危険な普天間基地は撤去することになったはずです。
 しかし、当時の日本政府とアメリカ政府は、普天間基地を撤去する替わりに、沖縄北部、名護市の東海岸にある辺野古の沖を埋め立てて「代替施設」を作るという合意を、沖縄の人達を無視して行いました。危険な基地を撤去して、平和で安全な暮らしがしたい…そんなあたりまえの願いをかなえるのに、なんで同じ沖縄に基地を作らなければならないのでしょうか?
 名護市では市民投票が行われ、基地はいらないという民意が示されました。辺野古では沖縄戦の悲惨さを知っているオジー・オバーたちが、基地建設反対の座り込みを始めました。政府は基地建設を強行しようとし、地質調査のためのヤグラを海に立てましたが、沖縄からも「本土」からも多くの人がやってきてヤグラに取り付き、ボーリング調査を止めました。しかし政府は一旦、辺野古沖合の海を埋め立てる案を撤回すると言いながら、その舌の根も乾かないうちに、キャンプシュワブと一体となった、V字型の滑走路を持つ基地建設計画をアメリカと合意したとして、ふたたび基地建設を強行しようとしました。これにたいして、辺野古の港での座り込みや監視行動が続けられ、全国でも多くの人が「辺野古に基地は作らせない。ジュゴンの住む海を守ろう!」と声を上げてきました。基地建設のための環境アセスメントは強行されましたが、日本政府は辺野古の海に杭1本も打てませんでした。

去年の夏、政権交代が行われ、鳩山首相は普天間基地を「県外もしくは国外」に移設すると公約していました。沖縄から普天間基地が撤去され、辺野古の海が守られると多くの人が期待したのです。しかし、「海兵隊は『抑止力』として沖縄に必要だ」と、外務・防衛官僚や旧政権の人々をはじめ、マスコミまでも宣伝を繰り返したあげく、鳩山首相はなかなか普天間基地撤去の交渉をアメリカと始めることもできませんでした。沖縄では11月8日、4月25日に大規模な県民大会が開催され、普天間県内移設反対の意志が示され、辺野古の地元・名護市では基地建設を容認する市長が選挙で落選し、基地建設に反対し、基地からのお金やその見返りとしての振興策に頼らない街づくりをするという市長が誕生しました。

 沖縄の海兵隊や「抑止力」についても、徐々にその正体が明らかになっています。沖縄の海兵隊の大部分がグアムに移転するから、普天間基地の代替施設なんていらないということ、海兵隊は日本政府の「思いやり予算」や基地の用地の提供があるから沖縄に居座っているだけであること、海兵隊はイラクやアフガニスタンのような所でアメリカ政府の気に入らない政府や民衆を殺す訓練を沖縄でしていること、アメリカ行う戦争はまず経済制裁や空爆が先で、海兵隊がいきなり東アジアのどこかに上陸して戦争を始めるなんてあり得ない…仮に北朝鮮や中国と戦争になった場合、主力は嘉手納の空軍や横須賀の第七艦隊、そしてそれを後方で支える日本自衛隊(およびそれに動員される民衆)であり、海兵隊はせいぜい米国人救出作戦ぐらいにしか約に立たないこと。そもそも北朝鮮や中国と戦争にならないように、そして沖縄を含む民衆の負担を軽くして、みんなが人らしく暮らすことができるように精一杯の努力することが、鳩山首相には求められていたはずです。

 しかし鳩山首相は沖縄の人達の思いをふみにじり、辺野古に基地を作ろうとしています。しかしなぜこうなったのでしょうか。鳩山首相や官僚・マスコミだけの責任なのでしょうか。

 「日米同盟が大切」だと言う人たちは、自分の住む所に普天間基地が、あるいはその機能を引き受けようとしたでしょうか?
 「沖縄は大変だねぇ」と思っている人たちも「沖縄に基地があるのは、仕方が無い」と思い続けていなかったでしょうか?

 沖縄の海兵隊は、もともと山梨県や岐阜県にいました。しかし「本土」の基地反対・安保反対の運動が大きくなったから、米軍占領下の沖縄に集中したのです。「本土」では米軍の基地は整理・縮小され、米軍による騒音や事故・犯罪によって苦しめられる沖縄の人たちの姿が、見えなくなってしまったのです。そのことが、今も在日米軍が専用で使用する基地の75%が狭い沖縄に集中し、そして貴重な自然を破壊してまでも基地を押し付けることにつながっています。

四国には米軍基地はありません。しかし、高知県には米軍の艦船が寄港したりしています。瀬戸内海を隔てた岩国では、米軍の艦載機移転の反対運動が起こっています。基地をそのままにしたまま「沖縄の負担を軽減する」との美辞麗句の下、日本全国で米軍と自衛隊の共同訓練が行われるようになるかもしれません。辺野古に作られる基地を、自衛隊も使うということも報道されています。海兵隊と自衛隊が共同訓練をするということは、自衛隊が海兵隊のように、イラクやアフガニスタンでやっているような戦争を行うということです。
また、何よりも民意を完全に無視し、公約を守らないで辺野古への基地建設を強行するということを認めることは、民主主義の死ということです。これは四国に住む私たちにはねかえってきます。

沖縄の基地の問題は、沖縄だけの問題ではありません。日本の問題であり、四国に住む私たちも真剣に受け止めて考えなければならない問題なのです。
だから、高松で声を上げるのです「普天間基地はいらない!辺野古に基地はつくらせない!」
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テーマ : 沖縄米軍基地問題
ジャンル : 政治・経済

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Author:高松行動
小豆島から、沖縄・辺野古に基地建設のための土砂が運び込まれようとしています。沖縄の基地問題は、遠い沖縄の問題ではなく、本土の私たちが真剣に考えないといけない問題です。

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