スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大阪行動の防衛局要請文、他

古巣の辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動(それにしてもブログ更新ぐらいしなさい!)が、19日、大阪の近畿中部防衛局に対し、要請行動を行いました。要請文作成者の許可を得たので、転載します。

近畿中部防衛局長 田淵眞二 殿

                    2011年12月19日
         辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動

田中聡元沖縄防衛局長のレイプ発言に抗議し、辺野古・高江への米軍基地建設作業の即時中止及び計画の白紙撤回をもとめる要請文

 さる11月28日夜、米軍普天間飛行場の「移設」問題における、辺野古への新基地建設計画に係る環境影響評価の「評価書」の年内提出について、一川保夫防衛大臣が「年内に提出できる準備をしている」との表現にとどめ、年内提出実施の明言を避けている理由を質されたのに対し、那覇市の居酒屋における報道陣との非公式の懇談会の席で、田中聡元沖縄防衛局長が「犯すときに『これから犯しますよ』と言いますか」という要旨の発言をしたという問題について以下、要請します。

 私たちは辺野古に基地を絶対つくらせないという思いで大阪で市民活動を行っている者です。私たちがその活動の過程で学んだことがあります。沖縄に米軍基地を押しつけている原因は、なによりも自分の中でそれを支えてきた現実にこそあるのではないかという反省です。今回、私たちが要請に踏み切ったのは、たんに田中元沖縄防衛局長の発言を糾弾する目的ではなく、その発言の背景にあるものをともに反省する機会にしたいという思いがあるからです。

 田中元局長は「評価書」提出という「行政手続き」を性暴力にたとえました。この発言には、発言自体の「適切/不適切」の線を越えて、考えなければならない問題があります。「評価書」の提出自体が暴力行為であったという認識です。この認識は、これまで日本政府が沖縄防衛局を通して辺野古・高江に対して行ってきた基地建設の進め方を如実に反映したものと言わざるをえません。
辺野古・高江で現在も行われている基地建設作業は、多くの住民の声を一方的に威嚇・制圧する中で行われてきました。たとえば辺野古で住民の阻止行動に対して自衛隊を投入する、高江で座り込み行動をする住民を一方的に告訴し裁判所での係争事件に付すなど、政府は住民に対して一貫して暴力を辞さない態度を執ってきました。基地建設は住民に対する暴力なしには為しえないことを示しているのではないでしょうか。

 また田中元局長の性暴力発言を批判する多くの人が、「沖縄、女性に対する蔑視」であると指摘しています。実際、田中元局長が更迭・停職処分にされた理由もそうでした。日本と沖縄の関係を「男女関係」に見立て、「性暴力を受けるのは女性」と前提した上で、女を犯す男は「人権感覚の欠如」した許されない存在だとする考えです。しかしこの更迭理由では、女を犯す男は許されないという一般的禁忌を倫理的高みから表現したにすぎません。男性が女性という「弱者」を守るという思想には、あらかじめ女性を性暴力の対象として固定し、男性自身は性暴力の対象から逃れられる立場にあるということが前提になっています。こうした男性中心の考えが性暴力を女性に対して意識せずに振るう温床となっており、日本と沖縄の関係を日本中心、あらかじめ沖縄を基地を押しつけることのできる対象として固定する関係を維持し、自分は基地押しつけ責任から逃れられる立場にあるという無意識の前提をこしらえてしまっているのではないでしょうか。
 こうして田中元局長の発言は多く私たち自身がふだん気付くことなく過ごしている現実を表現したものと思われますが、一方でこの「発言」をめぐる議論が独り歩きしている現状にも私たちが反省すべき現実が横たわっているように思われます。

 田中元局長発言が、「評価書」の「年内提出」方針に影響するものと捉え、「沖縄との信頼関係」を破壊し、「日米合意」の進捗を遅らせる原因となったとする論調が政府に見られます。政府はそれらすべての責任を田中元局長の発言に帰することで切り分けて「別問題」とし、あくまで「年内提出」を強行する姿勢であるようです。また日米合同委員会で日米地位協定の「運用改善」の承認を急きょ取り付けることで、「沖縄との信頼関係」の回復の具とする意図のようです。さらに米上院議会でのグアム移転予算全額削除の議決、また米国オバマ大統領が発表したオーストラリアへの海兵隊駐留方針も、普天間移設問題の進捗には影響しないというリーク情報を米国議員から引き出すことによって普天間問題に関する疑義が出ないようにする予防線を張っています。
まるで田中元局長発言の「騒動」をいいことに、火事場泥棒のように事態を全て沖縄に基地建設ありきの方向で帰一させているようなものです。

 私たちはその逐一の真相を理解しかねますが、田中元局長の発言によって政府、防衛省、防衛局が負うべき説明責任を回避しているとしか見えないのです。田中元局長の発言に対する「謝罪」や「処分」が政府によって演じられましたが、いったい何に対する、誰に対するものだったのでしょうか。謝罪、処分はその問題の原因となったものが解決されてはじめて成立するものだと思います。謝罪をしたことで「別問題」としてよいと判断する側に政府がいてはならないはずです。あらためて要請します。

一、田中聡元沖縄防衛局長のレイプ発言に抗議します。
一、辺野古・高江への米軍基地建設作業の即時中止及び計画の白紙撤回をもとめます。

以上


中断の部分については、私も無自覚に近いところがあったため、反省の意味も込めて太字にしました。

また、本日20日、京都で高江・辺野古に軍隊を押しつけたくない!京都・緊急デモが行われています。
▼内容(予定)
①デモ出発前、京都防衛事務所での抗議行動、アピール。ぜひ、防衛事務所へ、あなたのアピールを★
②デモコース: 京都防衛事務所→烏丸御池→烏丸四条→河原町四条→河原町三条→三条大橋下
③デモ終了後、“沖縄防衛局長発言・高江・辺野古”を考えるティーチイン@三条大橋下


12月26日に、防衛庁は基地建設アセスメント報告書を提出しようとしています。がんばって阻止しましょう!



スポンサーサイト

テーマ : 沖縄米軍基地問題
ジャンル : 政治・経済

コメント

非公開コメント

プロフィール

高松行動

Author:高松行動
小豆島から、沖縄・辺野古に基地建設のための土砂が運び込まれようとしています。沖縄の基地問題は、遠い沖縄の問題ではなく、本土の私たちが真剣に考えないといけない問題です。

みんなでできることを、しなやかに行動しましょう!
連絡は下のメールフォームからお願いします(^^)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
2010年国際ジュゴン年
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。